リハビリテーション部
リハビリテーション部は、理学療法科・作業療法科・言語聴覚療法科・臨床心理療法科で構成され、30名を越えるスタッフで入所および外来の利用者様にそれぞれのリハビリテーションを提供しています。入所利用者様の高齢化、外来利用者様の疾患構成の変化に対応すべく、日頃より問題意識を持て自己研鑽を惜しまず、利用者様の尊厳と人権を守り個々の生活を支えるというセンター理念に基づいたリハビリテーションサービスの提供に務めております。ご理解とご指導のほどよろしくお願いいたします。
リハビリテーション部長 田邊 博之
お問い合わせ先 | |
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TEL | 029-353-8780(直通) |
受付時間 | 平日 8:30~18:00 |
休業日 | 12月30日~1月3日 土曜・日曜・祝日 |
リハビリテーション部の理念
- ご本人とご家族の幸福な地域社会での生活と平等な社会参加の支援に努めます。
- それぞれのライフステージに基づく多様なニーズを解決するために具体的なリハビリテーションの計画を作成します。
- 明るく丁寧で誠実なリハビリテーションの提供に努めます。
- 質の高いリハビリテーションを行うために、知識と技術の研鑽に努めます。
外来リハビリテーション
在宅で生活されている方を対象に理学療法・作業療法・言語聴覚療法・心理療法などのリハビリテーションを行います。必要に応じて地域の療育施設、医療機関、保育園・幼稚園・学校などの教育機関、その他の機関と連携をとりながら円滑な地域生活を支援いたします。
入所リハビリテーション
単独入所リハビリテーション
単独で入所される方に対して個別リハビリテーションを基本にして、理学療法・作業療法・言語聴覚療法・心理療法を行っています。作業療法ではグループ的な関わりも行っています。
リハビリテーション療法科
理学療法科(PT)

病気やけがで体に不自由のある方や発達の遅れのある方に対して、粗大運動の発達を促し、姿勢の改善や移動手段の獲得、体の変形や拘縮の予防・改善、呼吸機能の維持・改善などを専門的に行っています。
私たちはその方自身の可能性を引き出し、自分らしく生きていく力を支援し、また家庭や学校、社会へ適応するためのサポートをしています。
また、毎週火曜日午後に整形外科医とともにブレースクリニックを実施し、下肢装具・歩行器や杖・立位保持具・頭部保護帽などの適合評価や調整等を行っています。
作業療法科(OT)

日常生活活動や遊び、学習の場面において、感覚や運動の問題から体の使いにくさ、学習の難しさを持つ方を対象に、その人らしさの生活を大切にしながら総合的な支援を行います。
私たちは、その人にとって意味のある作業への参加を一緒に考え、体や道具の使い方、作業姿勢や作業環境の工夫をはじめ、多くのかかわりから豊かな暮らしを支えることを目指しています。
また、毎週木曜日午後にリハビリテーション医とともにチェアクリニックを実施し、姿勢保持装置や車いす、バギー、カーシート等の適合評価や調整等を行っています。
言語聴覚療法科(ST)
ことばやコミュニケーションに不安を持つ方に対して、各種の検査を用いた評価をもとに話しことばに限らず、コミュニケーション全般への支援を行っています。食べることや飲み込むこと(摂食)、読むことや書くことに困難さをお持ちの方にも対応しています。


臨床心理療法科(CP)

心の発達のつまずきや心の問題を持つ方に対し、発達の促進や問題となる行動の改善を目指した心理的支援を行います。また、その人らしさを生かした支援をご提案するため、知能検査や性格検査といった心 理検査を用いて評価を行います。
ご家族を含め、成人の方の心理面接にも応じています。
そのほか、心理検査の結果について、詳細な説明や具体的・現実的なサポートのご提案といった、フィードバッグを目的とした面接(1回50分)を実施しています。ご希望される方は主治医にお申し出ください。